2010年05月10日

環境省主催セミナーにおける事例報告

こんばんは。だいぶブログ書き込みの間が空いてしまいましたが、みなさんお元気でお過ごしでしょうか?寒い日が続いて春はまだかと思っていたら、すっかり初夏の気候ですね。体調にはお気を付けください。

今年の2月に東京は広尾にあるJICA地球ひろばで行われた、(財)地球・人間環境フォーラム・環境省主催のシンポジウム「みんなで守り育む世界の森―企業とNGO/NPOのパートナーシップによる森林保全活動-」において当プロジェクトスタッフの梅原が、事例発表させていただきました。

詳細は、(財)地球・人間環境フォーラム発行の『グローバル ネット2010年4月号』に掲載されています。http://www.gef.or.jp/activity/forest/world/2010sympo

シンポジウムのテーマは、森林活動における“企業とNPO・NGOのパートナーシップ”ということで、フォレストーリーが「企業や個人が気軽に参加できる『本格的』熱帯林再生プログラム」であることに力点をおいて説明させていただきました。当プロジェクトの他には、コンサベーション・インターナショナル日本プログラム代表の日比保史(ひび・やすし)さん、株式会社リコーの社会環境本部環境コミュニケーション推進室の岸和幸(きし・かずゆき)さんがそれぞれの植林事業の経験を通して、大切にされている考えや成功の秘訣を語られました。

日比さんは、世界における森林減少の多くが「途上国」で起きており、そこに暮らす多くの貧困層が生態系サービスに依存していることを前提に、地域のかたが何世代にも渡って森林保全を維持・継続できる植林事業を「先進国」から関わる側は考えていかなければならないと成功の秘訣を語りました。

岸さんは、植林活動におけるゴールとロードマップを共有して企業とNGOが互いの役割を共有して進めることが必要であると語り、活動の進歩や評価に数字成果以外のもの(現地住民が喜んで参加できているか、NGO担当者に情熱が保たれているか、など)も大切にしたいと抱負を述べました。

当スタッフの梅原からは、準備までに多くの時間やお金が必要なせいで遅れている、途上国の植林活動への協賛を小口化し、中小企業や個人でも本格的な植林活動を行える事業としてフォレストーリーの特徴を説明した上で、現地で活動する団体に対する資金以外での協力(商品やサービス、広報など)も保全事業を促進するためには役立ってくるだろうと提言させていただきました。

一口に森林保全といっても、各分野の方がさまざまなアプローチの中で思考錯誤を繰り返していることが改めて分かるシンポジウムでした。それぞれの知恵を出し合って、みんなの協力体制がとれたら森林保全のスピードも急速に進む日がくるだろうと思います。

フォレストーリー・プロジェクト公式ブログ